「やまめの学校」と初テイネヒルクラ(2011/08/08)

最近よく拝見させて頂いているgossyさんのブログに「やまめポジション」のことが、
詳しく書かれていて、拝見するうちにだんだん興味が湧き、
「やまめ工房さん」の「やまめの学校@北海道2011ロードバイク1日スクール」を受講してきました。

何でも、これまでのロードバイクの基本を覆す乗り方ということで、最初は半信半疑でしたが、
gossyさんのブログを拝見するうちに、「巡航速度が速くなった」「上り坂で威力を発揮」「下り坂が怖くない」など、私のような貧脚にはぴったりの走法ではないかと強く思うようになりました。

ちょうど8月8日(月)に札幌で開催される「やまめの学校」に
gossyさんが受講されるとブログに書かれていたので、
私も思い切って受講申し込みをしました。

当日は自走で開催場所の前田森林公園に向かいます。
新川沿いのセブンイレブンで軽い朝食をとり、ちょっとドキドキしながら無事時間前の8時45分頃到着。
すでに堂城 賢(たかぎ まさる)先生のほか、受講者の方がいらしております。
チームウェアの速そうな方や、小学生のロード選手もいらっしゃいます。

主催者の堂城先生。さすがはプロMTBライダーです。すごいぶっとい太ももに圧倒されます。
そしてとてもハンサムでさわやかな方です!

gossyさんとも始めてお会いして、挨拶をしました。おだやかそうな方で安心しました(^^)

時間になり、受講料をお支払いし、先生の自己紹介から講義スタートです。
堂城先生は札幌出身ということで親近感がわきます。
この「やまめポジション」の講習を始めたきっかけは、どんなスポーツでも背中を丸めて行うスポーツはありえない、
子供たちに自転車を教える際に、背中を丸めて乗りなさいと教えることはできないという強い気持ちがあった、とのことです。
一般的なスポーツ自転車の乗り方教本とは真逆という考え方なので、自転車の本は読まないで下さいとのことです(^^)

まずは身体のバランスや関節の柔らかさについて。ロードシューズを脱いで裸足で体感します。
足首と肩甲骨と股関節の柔らかさが重要とのこと。自分の関節の固さがよくわかりました。

背中を丸める乗り方は、いわゆる踏む乗り方になっていて、前に進む力を活かしきれておらず、
人がランニングで走り始めるような前傾姿勢になっていれば
自ずと自転車も前に進んでいくはずで、その推進力を利用したのがやまめポジションになります。
(この説明で合っているか少々不安ですが(^^ゞ)

ローラー台を使っての先生のライディングフォームを拝見します。
クランクの下死点が時計の7時になっており、引き足に力がかかっていないとのことです。
(参加者の方に掲載許可は得ておりませんので、今回画像はすべて油絵タッチです)

その後、公園内のサイクリングロードでゆっくり実走しながら一人ずつフォームを見てアドバイスを頂きます。

お昼は簡単に近所のコンビニで。別の公園で食事をとりながら、効果的なストレッチの方法や、
全員簡単なやまめポジション向きのバイクセッティングをして頂きました。

「ん?何かサドルぐらぐらしてない?」
実は私以前にサドルを自分でいじって、間違った組付けをしておりました(汗)
サドルを正しく組み付けて頂き、少し前寄り前下がりにセッティングして頂きました。
あとハンドルステムも少し長めのほうがいいとアドバイスをして頂きました。

その後、前田森林公園へ戻り、小さい8の字まわりの練習。下ハンを持ち前の人に離れないように回ります。

自転車に乗りながら静止できるようになれば、うまくバランスが取れているとのことです。これがなかなかできません。
先生は乗りながら、地面に指を着くことができます。すごいバランス感覚です。
また小さい急斜面の土手もロードで登ります。しかも傾斜の途中で静止してる…すごすぎる。。

他にもたくさん「目からウロコ」なお話を聞けましたが、いざ文章にするとなかなか出てきません。
頭ではすこし理解できたと思いますが、体得するのはしばらくかかりそうです(^^ゞ
実際にロードに乗る際は、今回教えて頂いたやまめポジションを意識して乗りたいと思います。
また、教え方もとてもやさしく、面白く、子供たちにも丁寧に教えていて、先生のお人柄のよさにも感動しました。

堂城先生、本日はありがとうございました。また札幌で開催する機会がありましたら、是非参加させて頂きます。
また、「やまめの学校」を教えて下さいましたgossyさんにも感謝です!


その後、gossyさんに挨拶をして別れ、私は一人密かに手稲山へ向かいました。

そう、「一人テイネヒルクライム」の開催です!

これまで、手稲山といえば「ただ登るだけの苦行・修行の場」という貧脚とは対極の場所というイメージでしたが、
先日開催された「ニセコHANAZONOヒルクライムレース」や今日の「やまめの学校」に刺激を受けてついに行ってきました〜

よく拝見するseiさんのブログでは今年30分を切ったとありましたが、
初体験の私のタイムはいかに!?

まず、5号線の自販機でドリンクを補給して、手稲インター手前の信号交差点からLAPタイムスタートです!

うはぁ。いきなりの激坂で息があがります。こんなことで頂上までたどり着けるのでしょうか。
もう夕方ですが日差しも強く、汗が噴き出します。
しばらく登り、やっと橋から札幌市街の眺めが見えて少し癒されますが、上りは続きます。
ゴルフ場を越え、オリンピアのところで力尽き、ちょっと降りて給水orz
リスタートし ひいこら登り続け やっとロープウェイ駅が見えて、
最後、誰と競うでもない立ちこぎスプリントで感動のGooooooal!

憧れの手稲山ロープウェイ山麓駅 単独無酸素登頂の図

タイムは!? 42分03秒…
30分切りなんて到底無理ですよ(^^ゞ

山麓駅前でしばし休憩。水を飲み、蜂と格闘して、汗が引いたところで下ります。
やまめポジションを思い出し、前傾の低い姿勢で下ります。何だかいつもより恐怖感が薄れるような…
うーん気持ちいい!途中減速帯の道路の凹みにアセりながらも無事下山。

何だか終わってみると、手稲山いいかも。
近場で坂の練習もできるし、タイム計測で目標もできたしと、地味にまた来たいと思いました。
いつか40分切りをしたいと思います!

「一人テイネヒルクライム」リザルト
S-貧クラス 1人中1位
タイム 0:42:03
Moving Time 0:40:22
距離 8.7km
高度上昇値 514m
平均スピード 12.4km/h
Avg Moving Speed 12.9km/h
最高速 21.6km/h
平均心拍 167bpm
最高心拍 177bpm
平均バイクケイデンス 69rpm
最高バイクケイデンス 86rpm
カロリー 1,221kcal

それにしても、ニセコヒルクラのエリート上位選手のリザルト…29km/hって…モーター積んでますよね?