雨竜沼湿原に行って来ました♪【2012/07/21】
7月21日、かねてからの家庭内会議を経て念願の「雨竜沼湿原」へ行くことが決定!
何度も「雨竜沼湿原の素晴らしさ」、「登りはそんなにキツくはない」、「歳とったら登れないよ」などの甘言をもっていざなっておりましたが、説得交渉はまとまらず失意の日々が…長年の歳月を経てようやく妥結し晴れて実現の運びとなりました。
ウン十年前の独身時代、軽登山マイブームの頃がありまして、
雨竜沼湿原から南暑寒岳、空沼岳、札幌岳、余市岳、黒岳、愛山渓−当麻乗越−安足間岳、羊蹄山など札幌近郊の山々を登っていた時期があり、その時に登った「雨竜沼湿原」の美しさが忘れられず、是非家人にも見せてやりたいと思っていたのですが、以前家人と空沼岳に登った際、中腹の万計沼までの約束だったのを頂上までムリヤリ連れてったのがトラウマになったようでそれ以降登山は封印となってしまったのでありました(;´∀`)
まずはクルマで雨竜町まで行きます。
雨竜町のセイコーマートで水や昼の食料を購入し、道道432号線を26kmほど走ります。
途中からこのように砂利道となりロードバイクでは行けません。
MTBなら行けるかもしれませんがかなり大変な道です。
湿原の麓には「雨竜沼湿原ゲートパーク」というキャンプ場を兼ねた施設があり、「南暑寒荘」というヒュッテにて宿泊もできます。
ここからは湿原だけでも登山ということになり「入山届」を管理棟へ提出します。
環境美化整備協力金:大学生以上一人500円を払い入山します。
湿原にはトイレは無いのでここで済ませていきます。
いよいよ湿原への登り。特徴的な姿の「円山」を見ながら登って行きます。
この辺りから鬱蒼とした森の中を進んでいきます。
晴れときどき曇りの天気でしたが最高気温27℃位と結構暑いです。
ヤマアジサイが咲き始めており涼を与えてくれます。
もう少しで「白竜の滝」です。湿原まではまだまだ遠い(;´∀`)
ここで小休止。眼下には勢い良く流れ落ちる滝を見ることができます。
滝壺付近で休んでいる人が見えました。
またしばらく歩くと「渓谷第二吊橋」が現れます。
久しぶりの登山で少々バテてきました(;´∀`)
ちょうどお昼くらいで暑さもピーク。じっとり汗がにじんできます。
二人の疲労も濃くなってきたので途中休みながら登ります。
給水用に自転車用のボトルを持参しましたが、軽くて便利でよかったです。
途中あまりのキツさに「ダマされた〜」などの苦情もありましたがなだめながら登ります。
ようやく渓谷が見えてきて湿原が近くなってきたのがわかります。
ここまで来ればもうひと頑張り!
ほとんど平たくなってついに湿原の入口です!南暑寒岳が遠くに見えます。
湿原入口の「靴底洗い場」外来種子などの侵入を防ぐ目的があります。
大きく広がる景色!やっと湿原らしくなってきました!「休憩テラス」でたくさんの人が休んでます。
これこれ!これが見たかったんです!池マニアにはたまらない(´∀`)
ここですでに13時40分。。湿原を登るにはスタートがちょっと遅かったですね。昼食タイムとします。
二人はぐったり。特に大きい方w
長袖のサイクルウェアを着てきました。サラッとしていて登山にも最適です(^^)
おにぎりを食べて涼しい風に当たり元気を取り戻しました。
記念撮影をして湿原を一周する木道を進みます。
道端にヒオウギアヤメが咲いてます。
エゾカンゾウ
お花に期待していたのですが、どれも少々ピークを過ぎたようです(;´∀`)
ぐるっと半周して南暑寒岳のほうに少し登ると展望台があるのですが時間が遅いのと体力を考慮して今回はパス。
そのまま木道をさらにテラスの方へ戻ります。
こんどは下り。意外と下りのほうがツライのです(;´∀`)
勢いを止めるためにまた違う筋肉を使います。
しばらく降りて「白竜の滝」へ。登山道から50mということなので降りてみます。
ロープ場の急な下りを降りて滝壺へ。
すでに17時過ぎ。滝川までクルマで進み「山屋」さんという札幌丘珠にもあるラーメン屋さんの本店で食事し、
「滝川 ふれ愛の里 天然温泉」で汗を流して帰途に。
かなり遅くなってしまい家に着いたのが23時半(爆)
翌日easyさんらどうしましょう班サイクリングの予定でしたが結構な疲労困憊と帰宅時間が遅くて休ませてもらいました(;´∀`)
とても楽しいサイクリングだったようで残念でしたが…(^^ゞ
ひさびさの登山は思ったより疲れました〜(^_^;)でも楽しかったのでまた機会があったらどこかの山に登ってみたいです!
まさに雨竜沼湿原は天空の楽園です。いつまでもこの美しさを保っていてほしいと思います。
写真では伝わらない美しい景色が見れますので、是非一度行かれることをおすすめします(´∀`)