【20110715 金】 雨の桂沢湖〜シューパロ湖 180km ①

前の日に天気予報の降水確率を確認すると、6時まで50%、午前中からは曇りの予報でしたので、以前より思案してました、「桂沢湖」と「シューパロ湖」の2つの湖をめぐるツーリングに出掛けました!

自分にしては早起きして朝8時前には出発しました。

環状通から厚別通へ入り、高校生の自転車通学にまぎれて進みます。
大麻3番通りをひた走り、新王子製紙工場の脇から12号線へ入ります。
石狩川の石碑で一枚。

国道12号線を北へ進みます。
豊幌駅を過ぎたところに「江別市まで約40000km」の看板!

「あれっ?江別通ったよな?」「間違い?」
「あっ!なーんだ、このまま地球一周して40000km進むと江別に着くんだ!(^^)」
ちょっとしたジョークなんですね(^o^)

しばらく進んで小休止ということで、三角屋根がよく目立つ「おおくぼ」さんで豆大福休憩です。

ようやく岩見沢駅に到着しました。ここで10時頃、約2時間です。
実は初めて岩見沢駅に来まして、駅舎が火災にあって新しくなったのは知っておりましたが、
こんなに立派になったとは思ってもおりませんでした。駅舎の壁一面がレンガで、上部はガラスです。
壁のレンガをよく見ると、ローマ字で人の名前らしきものが刻印されております。
あとで調べると、「岩見沢レンガプロジェクト」という活動で、応募した人々の名前が刻印されているとのことです。
自分の名前が刻印されていたら愛着がわきますね(^^)

ガラス面には窓枠に古いレールが使用されているとのこと。このときはわかりませんでした。
予習してから行ったらもっと興味深かったですね(^^ゞ

きれいなお手洗いを借りてリスタートです。

三笠市への分岐のサンクスでおにぎり1個補給です。カロリーメイト2本入も購入。

のどかな街並みを進みますが、弱い霧雨が降ってきました。
やはりきましたか…でもこれくらいなら大丈夫!曇り予報だからね(^^)

桂沢湖へ向かう最後のコンビニ「セラーズ幾春別店」で水500mlを購入しいよいよ桂沢湖へ登っていきます。山には霧がかかっており、霧雨も少し強くなってきましたが、まだ路面は一部乾いています。

何度かアップダウンを越えて、最後の覆道を登りきってようやく「桂沢湖」へ到着!

湖畔では「恐竜」がお出迎え!もしかして「ミカサリュウ」でしょうか?

よく足元の説明文を読むと「ティラノザウルス」であることが判明致しました(^^ゞ

曇りときどき霧雨ですが、湖の眺めは癒されます。

ここから国道452号線の夕張への分岐へ進みます。
桂沢湖を跨ぐ「桂竜橋」からの眺めです。ひっそり佇む古い橋「桂沢橋」が素敵です。

桂沢トンネルを越えるとまた湖と これから通る「桂沢大橋」が見えてきます。

遥かな橋の景色にまた癒されます(^^)

ここから三夕トンネル(峠)への登りです!このコースの一番の難関です。
人気のない山道をグリグリ登って行きます。だんだん霧雨から小雨に変わってきました。

何度かたまらず足を着きましたが、
ようやくトンネルに到着!夕張市カントリーサインが迎えてくれました。

トンネルの歩道でしばし雨宿りと疲れた足をストレッチでほぐします。
やっと下りになります。冷えに備えてアームカバーを装着して発車します。
雨脚はさらに強まり、路面はついに完全ウエット状態です(*_*)

ここまできたらずぶ濡れ覚悟…シューズに路面の水がしみこみます。

しばらく走ると雨は少し止んできました。
しかし下り基調にもかかわらず、なぜかテンションが上がりません。
心拍も140程でやたら低く、気分がのらず身体も変なだるさです。
とりあえず路肩の安全な場所に座り込んで、カロリーメイトと水を補給します。
少し気分が落ち着いてきました。軽いハンガーノックだったかもしれません。
雨でしたので、あまり水分も摂りませんでしたし、固形物も三笠の入口から食べておりません。
いつもはカロリーメイトなどは喉越しが良くないので、あまり購入しないのですが、
今日は本当に買っておいてよかったです。

少し元気になり走り出します。
途中、クマ出没注意の看板や、道路上にキタキツネ、
林の中にはバキバキとエゾシカが走る姿が見えて少しドキドキしました(^_^;)

ようやくシューパロ湖が見えてきました!

シューパロ湖に架かる美しい橋「三弦橋」が見えます。

また霧雨が強くなってきて、雨に煙っております。

しばらく大夕張ダムの管理事務所の軒先で雨宿り休憩です。
自動販売機などあればよかったのですが、もう水がありません。お腹も空いてきました(*_*)

シューパロトンネルを越え、やっと民家が現れましたが廃屋が多いです。
右側のほうに何やら列車のようなものが!
旧「南大夕張駅」の跡地に古い列車が展示されております。

隠れ鉄の血が騒ぐ(^^)

古い客車の中も見学が出来ました。木製のベンチシートです。

懐かしいというか、ここまで古いのには乗ったことはないかも。
「三菱大夕張鉄道保存会」の方々が放置状態になっていた列車を復元されたそうです。
しかし、このあたりは2013年のシューパロダムの完成により水没してしまうとのことです。
何とか車両だけでも移設存続を願いたいところです。
貴重な車両を拝見させて頂きありがとうございました。

ようやく南大夕張の集落に着き、一軒の商店を発見しました!「澤本商店さん」です。

やっと水分と食料にありつける!砂漠の中のオアシスに見えました!

コーラやら、ポテトチップス、チョコビスケットなどを購入し、
飢餓状態から脱出することができました!感謝です!
続きは②で…